子どもの皮膚科の選び方|保護者が確認したいポイントをわかりやすく解説
子どもの皮膚科の選び方|保護者が確認したいポイントをわかりやすく解説
こんにちは。今回は子どもの皮膚科の選び方について解説していきたいと思います。
子どもの皮膚科を選ぶ時は、「子どもに多い皮膚症状に対応しているか」「薬の使い方をわかりやすく説明してくれるか」「継続して通いやすいか」を確認することが大切です。
子どもの皮膚は大人に比べてデリケートで、湿疹、あせも、虫刺され、とびひ、アトピー性皮膚炎、じんましん、いぼ、みずいぼなど、年齢や季節によってさまざまな皮膚トラブルが起こります。
また、かゆくて掻いてしまう、薬を嫌がる、保育園や学校で感染が心配になるなど、子どもならではの困りごとも少なくありません。
そのため、子どもの皮膚科選びでは、診断や治療だけでなく、保護者が家庭でケアしやすいように説明してくれるかも大切なポイントになります。
子どもの皮膚科選びで確認したい5つのポイント
子どもの症状に関して皮膚科を探す際は、以下の点を確認すると選びやすくなります。
- 子どもに多い症状への対応
- 薬の使い方の説明
- 通いやすさ
- 感染症への対応
- 保護者への説明のわかりやすさ
子どもの皮膚症状は、短期間でよくなるものもあれば、アトピー性皮膚炎のように良くなったり悪くなったりを繰り返すものもあります。
以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
子どもに多い皮膚症状に対応しているか
子どもの皮膚科を選ぶ時は、まず子どもによくみられる皮膚症状に対応しているかを確認しましょう。
子どもに多い皮膚トラブルには、以下のようなものがあります。
- 乳児湿疹、あせも、おむつかぶれ
- 虫刺され
- とびひ
- みずいぼ、いぼ
- アトピー性皮膚炎
- じんましん
- かぶれ、接触皮膚炎
- 乾燥肌、皮脂欠乏性湿疹
- 手足口病などに伴う発疹
- しもやけ
- やけど、すり傷後の皮膚トラブル
子どもの皮膚症状は、見た目が似ていても原因が異なることがあります。
たとえば、赤い湿疹に見えても、アトピー性皮膚炎、かぶれ、感染症、虫刺され、とびひなど、治療方針が変わることがあります。
「いつもの湿疹かな」と思っていても、急に広がる、じゅくじゅくする、痛みがある、発熱を伴う場合は、早めに皮膚科へ相談しましょう。
薬の使い方を具体的に説明してくれるか
子どもの皮膚科選びで特に大切なのが、薬の使い方を具体的に説明してくれるかです。
皮膚科では、塗り薬を使うことが多くあります。
しかし、塗り薬は「もらっただけ」では十分ではなく、正しく使うことがとても大切です。
確認したいポイントは以下です。
- どこに塗るのか
- どのくらいの量を塗るのか
- 1日何回塗るのか
- 何日くらい続けるのか
- よくなったらすぐやめてよいのか
- 悪化した時はどうするのか
- 保湿剤と治療薬の使い分けはどうするのか
特に、ステロイド外用薬に不安を感じる保護者の方は少なくありません。
そのため、必要性、強さ、塗る期間、副作用、やめ方について、納得できる説明があると安心です。
「薬を塗っているのによくならない」という場合、薬が合っていないこともありますが、塗る量や塗る範囲が足りていないこともあります。家庭で迷わずケアできるよう、具体的に説明してくれる皮膚科を選ぶとよいでしょう。
通いやすく、継続して相談しやすいか
子どもの皮膚症状は、1回の受診で改善するものもありますが、継続的な通院が必要になることもあります。
特に、アトピー性皮膚炎、乾燥肌、慢性的な湿疹、いぼ、みずいぼ、にきびなどは、経過を見ながら治療を調整していくことがあります。
そのため、子どもの皮膚科を選ぶ時は、以下のような通いやすさも確認しましょう。
- 自宅から通いやすい
- 保育園、幼稚園、学校から通いやすい
- 駅からアクセスしやすい
- 診療時間が生活リズムに合っている
- 予約しやすい
- 兄弟や保護者も一緒に相談しやすい
- 急な悪化時に相談しやすい
子どもの皮膚トラブルは、夕方や週末に悪化に気づくこともあります。
無理なく通える皮膚科を見つけておくと、急な症状の時にも安心です。
感染する皮膚症状について説明してくれるか
子どもの皮膚科では、感染に関わる皮膚症状についての説明も大切です。
たとえば、とびひ、みずいぼ、いぼなどは、保育園、幼稚園、学校、プール、習い事などで「うつるのか」「登園してよいのか」「プールに入ってよいのか」が気になることがあります。
日本皮膚科学会では、とびひは正式には伝染性膿痂疹といい、細菌による皮膚の感染症で、接触によって広がると説明されています。 また、日本小児皮膚科学会の情報では、みずいぼは幼児・小児によく生じ、自然に治ることもある一方で、周囲への感染を考慮して治療することがあるとされています。
感染する可能性がある皮膚症状では、治療だけでなく、家庭や園・学校での対応も重要です。
具体的には、以下のような点を相談できると安心です。
- 登園・登校してよいか
- プールに入ってよいか
- 兄弟にうつる可能性はあるか
- ガーゼや絆創膏で覆う必要があるか
- タオルを共有してよいか
- いつ再診すればよいか
保護者だけで判断が難しい場合も多いため、生活場面に合わせて説明してくれる皮膚科を選ぶとよいでしょう。
保護者が相談しやすい雰囲気か
子どもの皮膚科では、診察を受ける本人だけでなく、保護者への説明もとても大切です。
子どもは、自分の症状をうまく説明できないことがあります。
「いつからかゆいのか」「どこが痛いのか」「薬を塗るとしみるのか」などを、保護者が観察して伝える場面も多くあります。
そのため、皮膚科を選ぶ時は、以下のような相談がしやすいかも確認しましょう。
- 症状の経過を話しやすい
- 家庭でのケア方法を聞きやすい
- 薬への不安を相談しやすい
- 保育園や学校での対応を相談しやすい
- 再診の目安を教えてくれる
- 「この程度で受診してよいのかな」という相談もしやすい
子どもの皮膚トラブルは、保護者の方が不安になりやすいものです。
不安な点を相談しやすく、家庭での対応まで説明してくれる皮膚科は、子どもの皮膚症状を継続的に管理するうえで心強い存在になります。
子どもの皮膚科受診前に準備しておくとよいこと
受診時には、以下の情報があると診察がスムーズです。
- いつから症状があるか
- 最初に出た場所
- 広がっているか
- かゆみ、痛み、発熱の有無
- 使った市販薬や保湿剤
- アレルギー歴
- 家族に同じ症状があるか
- 保育園、幼稚園、学校で同じ症状が流行っているか
- 写真があれば症状が強かった時の写真
子どもの皮膚症状は、受診時に少し落ち着いていることもあります。
症状が強い時の写真があると、診断や治療方針の参考になることがあります。
まとめ|西新井みずの皮膚科クリニックで相談できる子どもの皮膚症状
子どもの皮膚科を選ぶ時は、子どもに多い皮膚症状に対応しているか、薬の使い方をわかりやすく説明してくれるか、通いやすく継続して相談できるかを確認することが大切です。
子どもの皮膚はデリケートで、湿疹、あせも、とびひ、アトピー性皮膚炎、じんましん、みずいぼ、いぼなど、さまざまなトラブルが起こります。
また、保育園や学校での感染、薬の塗り方、登園・登校の目安など、保護者だけでは判断が難しいこともあります。
西新井みずの皮膚科クリニックでは、子どもの皮膚症状についても、保護者の方にわかりやすく説明しながら診療を行います。
「この程度で受診してよいのかな」と迷う場合でも、皮膚のことで気になる症状があればお気軽にご相談ください。
院長 水野 謙太
